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2006/10/02号(毎週月曜発行)
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【ヘリクツの技術 Vol.032】●根拠の捏造
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前号の発行部数:588部
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■ごあいさつ
こんにちは、どらりです。
だいぶ気温が下がってきて、風邪が流行ってるみたいですね。。
それでは、本日のヘリクツをどうぞ。
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■本日のヘリクツ ●根拠の捏造
A君「ラーメンおごれって? なんでよ」
B君「こないだ俺おごったじゃん」
論理的な主張というのは普通、「結論」と「根拠」から成り立っています。「A
だからBである」とか、「Bである。なぜならAだから」といった具合にです。
ちゃんとした議論の場では、根拠の捏造は許されない行為ですが、ヘリクツを述
べる場合、この「根拠」の部分を捏造することがよくあります(^^;
というわけで、根拠捏造の方法およびその後のヘリクツの展開方針について述べ
ていきます。
今回ここでは、
●貸してないけど金返せ
といういささか無理なシチュエーションを例えに話をすすめていきたいと思いま
す。(「くれ」ではなく「返せ」というところがミソです(笑))
さて、ではどうしたらいいのでしょう?
簡単なことです。
貸していない金に対して「返せ」と主張するためには、
●貸した事にすればいい
んです(爆
「金返せ」という結論における根拠を、自ら創り出すわけです。これが根拠の捏
造です。
そしたら今度は、捏造した根拠をつつかれないようにしなければなりません。
ここを崩されると
●全て パー
だからです(笑
そこでこの捏造した根拠を一刻も早く隠さなければなりません(汗
A君とB君の会話でその実践例を見てみましょう。
B君「あそうそうA、●こないだ貸した金返してよ。」
A君「え? 金? 借りてね~よ?」
B君「は? 貸したじゃんよ、もう忘れたのか? とりあえず1000円でいいか
ら返して。」
A君「いつ1000円借りたよ!? まぁたデタラメを…」
B君「1000円じゃない。●本当は5000円貸してるんだぞ。そのなかから1000円
返してって言ってるだけだ。」
A君「ハイ?!」
B君「よし分かった。今1000円払えば、残りの4000円は君にやるわ。君は1000
円払うことによって、4000円もうかるわけだ。一石二鳥だ!」
A君「でも最初の1000円は…」
B君「じゃこうしよう。最初の1000円は払わなくていい。つまり君はそれで10
00円もうかるわけだから、5000+1000-1000で5000円得する。僕は君か
ら1000円返してもらえる。誰も損しない。すばらしい!」
A君「???」
B君「とにかく、君は1000円払えばいい。1000円払って5000円分得するか、払
わずにおいて借金を増やすか。二つに一つ! 払わないと、利子がつく
から君の借金は最低でも10000円にはなるよ?」
A君「ちょっと待っ…」
B君「てゆーか、●君はなんで自分の借金を認めようとしないわけ? 借りた
ものを返さないのはドロボウだ。 そうだろ? ちがうか?」
A君「それはそうだが…」
B君「ほう認めた! じゃあ早く1000円出しなって。」
A君「え~? だから、借りてないし…」
B君「いや、君が借りてないなら地球は存在しない。なぜならば、あそこにラ
ーメン屋があるからだ。従って、君は僕にラーメンをおごる義務がある
!」
A君「何でラーメンが出て来るんだ」
B君「だからこそ地球が存在するわけだ。つまり、君は俺からの借金をラーメ
ンをおごるという形で返済することも出来る、という、一つの可能性が
示されたわけだ。これは君にとって有利だ!」
A君「……あん??」
B君「まあ僕は、君の自由意志を尊重する。1000円払って得するも、ラーメン
おごって得するも、借金背負って損するも、君が決めたまえ。僕は何も
強制していない。これは全て君のためを思っての事だ。まあでも1000円
払うのが一番妥当な線じゃん? だから早く1000円……」
とまあ、きりがないのでここらでやめておきますが…
●そもそも何も貸してない
という事実を誤魔化すため、B君がヘリクツを並べ立てて涙ぐましいまでの努力
をしているのが何ともアホくさいですね(^^;
まあこの「金返せ」は初めから
●無理ある設定
でしたけどね(爆
僕としては、無理矢理な方がヘリクツとしては面白くやりがいもあると思うので
、あえてやってみました。ヘタに現実味のあるヘリクツだと、冗談なのか本気な
のかわからないですからね(笑
というわけで、みなさんもいろいろ考えてみるときっと面白いですよ(^o^)/
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■本日のまとめ
●根拠を捏造し、それを守るために煙幕を張りまくる
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■編集後記
今回のネタですが、パソコンの中身を整理していたら、7年前に作ったやつが出
てきたので、今回使ってみました。7年前からこんなアホなこと考えていたんで
すね、僕(笑
今週も読んでいただきありがとうございます。また来週☆
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