【ヘリクツの技術 Vol.081】●両建て

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2007/09/10号(毎週月曜発行)

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 【ヘリクツの技術 Vol.081】●両建て


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■ごあいさつ


こんにちは、どらりです。

台風9号はすごかったですね~。皆様無事にやり過ごせましたでしょうか。。。


それでは本日のヘリクツをどうぞ。



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■本日のヘリクツ ●両建て


さて、本日のヘリクツは「両建て」です。

両建てとは投資の用語で、買いと売りの両方を同時に行うことを言いますが、こ
こでは


 ●「A」と「A以外」の両方を同時に述べる


という技を指すことにします。

これにより、


 ●両方の結論をカバーした、どっちつかずの答弁


を行うことができます。


例を3つほど見てみましょう。


 A君「おい、B、今日の数学のテスト、問3の問題は(ア)だった?」

 B君「(ア)と言えば(ア)だが、(ア)じゃないと言えば(ア)じゃない」


 A君「おい、B、お前借金返す気ある?」

 B君「あると言えばある、ないと言えばない」


 A君「巨人と阪神はどっちが強いの?」

 B君「巨人と言えば巨人だが、阪神と言えば阪神だ」


はい、どうでしょう(^^;

なんというか、B君の答えって、


 ●何も答えてない


に等しいですよね。
「A、もしくはA以外」→それって全部じゃん、みたいな(笑


これにより、何も答えずに、かつ、どちらに転んでもOKな返答をすることができ
るわけです。

はっきりとした返答をしたくないときに使うと便利ですね(^o^)/



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■本日のまとめ


 ●「あると言えばある、ないと言えばない」というように、
  「A」と「A以外」の両方を同時に述べることにより、
  両方の結論をカバーした、どっちつかずの答弁を行う



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■編集後記


来週は、某知事のヘリクツをネタにしたいと思います。


今週も読んで頂きありがとうございます。また来週☆



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