【ヘリクツの技術 Vol.006】●対偶返し

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2006/04/03号(毎週月曜発行)

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 【ヘリクツの技術 Vol.006】●対偶返し


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前号の発行部数:79部
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■ごあいさつ


こんにちは。どらりです。
ご登録いただいた方、ありがとうございます。

週末は桜が満開でしたが、桜って雨が降ると散っちゃうんですよね…
みなさん、お花見には行けましたか?


それでは、本日のヘリクツをどうぞ。



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■本日のヘリクツ ●対偶返し



 A君:「アイス買って来いって? 自分で買って来なよ」

 B君:「俺が自分で買って来るならば、太陽が存在するわけがない」



さて、今回はちょっと高等なヘリクツ法ですよ。名付けて「対偶返し」!
ややこしいので、気合い入れて臨んで下さい(笑
これをうまく使うと、相手をボボーンと煙にまいた反論を行う事ができます!


高校の数学で習ったと思いますが、

「AであるならBである」という命題があったとすると、
「BでないならAでない」を対偶と呼びます。

「命題」と「対偶」は論理的に同値です。
つまり「命題」と「対偶」は同じ意味である、ということです。

これをどうヘリクツに利用していくかを見ていきます。


例として、まっすぐ帰りたいA君の主張に対して、ラーメン屋に寄って行きたい
B君が反論する場合を考えてみます。


 A君:「今日は金がないから、ラーメン食わずに帰るぞ!」

 B君:「ラーメン食わずに帰るなら、金がないわけがない!」


・・・このB君の発言の意味、一発で分かりますか?(笑

つまりB君は、A君とは正反対の主張をしているのですが、それを対偶で述べる
事によって、相手を


 ●一瞬わけわからなく


させているのです(笑

まあ簡単に言ってしまえば、


 ●「AならBだ!」に対して「BならAのはずがない!」という風に言い返す


のが「対偶返し」ということです。


さらに、「当り前の事を対偶に織り込む」ことによって、こんな主張の仕方もで
きます。


 A君:「今日は金がないから、ラーメン食わずに帰るぞ!」

 B君:「ラーメン食わずに帰るなら、地球があるわけがない!」


これはつまり、


 ●「地球があるので、ラーメンを食うべきである」


と言っているのと同じ事です(爆

はっきり言って、「対偶返し」を練習すれば、何でも言い返せると言えるでしょ
う!


ただし!(笑) 何でも言い返せるからといって、何でも対偶返ししていると、


 ●自分でもわけわからなくなる


ので注意しましょう(^^;

ま、もともとわけわからない理屈を述べるのがヘリクツですから、別に問題ない
かもしれませんが…(^o^)/



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■本日のまとめ


 ●「AならBだ!」に対して「BならAのはずがない!」という風に言い返し
  て煙に巻く(対偶返し1)

 ●「AならBだ!」に対して「Bなら地球が存在するはずがない!」などと、
  当たり前のことを待遇に織り込んで言い返して煙に巻く(対偶返し2)



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■紹介コーナー


ここは私が実際に触れてみて、良いと思ったものなどを気まぐれに紹介するコー
ナーです。(内容はヘリクツに限らずさまざまです)

今回も本をひとつご紹介したいと思います。


 【好かれる技術】西松眞子/インデックスコミュニケーションズ

  ⇒ http://amazon.co.jp/o/ASIN/4757303114/dor-22/ref=nosim


「人に好かれる」をテーマにした本は山ほどありますが、ほとんどはいわゆる
「話し方」や「考え方」に主眼が置かれていると思います。

しかし、この本は一味違います。それは、「ボディランゲージ」に主眼を置いて
いるからです。

人が人を判断するとき、言語情報は7%の重みしかないそうです。つまり、話の
内容よりも、話し方や姿勢、目線、身振り手振りといったボディランゲージが多
くを占めているそうです。


この本では、手、顔、胴、足、目線、空間、距離、ファッション、カラーといっ
た「言語以外の情報」が人に与える印象を、豊富なイラストで分かりやすく解説
しています。

特に、イラストがかなり分かりやすくて、パッと見で一発で「なるほど」とわ
かるので、オススメです!(^o^)/



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■編集後記


先週、ちょっと海外へ行ってきました。

英語が苦手な私ですが、しゃべらないと何もはじまらないので、知っている単語
を駆使して無理矢理コミュニケーションしていたところ、少し話せるようになっ
た気がします。会話は度胸…なんですかね?(^^;


今週も読んでくださってありがとうございます。また来週☆



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■発行情報


☆登録・解除
【ヘリクツの技術】
http://www.mag2.com/m/0000187291.html
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☆バックナンバー
【ヘリクツの技術 バックナンバー】
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