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2011/01/31号(毎週月曜発行)
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【ヘリクツの技術 Vol.256】●大義の借用
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■ごあいさつ
こんにちは、どらりです。
北陸のほうはかなり大雪みたいですね~
関東のほうは平和に晴れてますが…
山を越えるとこんなに気候が違うんですねぇ。。。
豪雪地帯の方は気をつけてくださいね。
それでは本日のヘリクツをどうぞ。
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■本日のヘリクツ ●大義の借用
さて、本日のヘリクツは「大義の借用」です。
この技は、何かを主張するときなどに、
●誰が見ても正しいような「大義」を、自分の主張の根拠として借用する
というものです。
これにより、反論されにくい主張を繰り広げることが可能となります。
例を見てみましょう。
今回の登場人物は、記者君(きしゃくん)、O沢君(オーざわくん)です。
記者君「O沢さん、ついに強制起訴と相成り、議員辞職するべきだという声も
ありますが?」
O沢君「●国民の生活が第一、という政治をしっかりとやっていくというのが
私に課せられた使命であると」
記者君「結局、政倫審にも出席しませんでしたね」
O沢君「●国民の生活を第一に考えれば、予算案の成立が一番でしょうと」
記者君「離党はしないのでしょうか?」
O沢君「●国民の生活が第一の政治を実現するために、責任を果たして行く」
記者君「O沢さんは昔ながらの金権政治との批判も根強いですが?」
O沢君「●国民の生活を守るため、一兵卒として微力を尽くすという立場だ」
記者君「・・・・・」
はい、どうでしょう(^^;
分かりやすくするため、全部「国民の生活~」でまとめましたけど、要はここに
「大義」的な文言を持ってくれば良いわけですね。
つまり、国民の生活がどうとか、地域発展のためとか、人権がどうとか、
●「当たり前の大義」には誰も逆らえない
ということを利用し、これを根拠にもってくることで、我田引水の論理を構築す
るわけです。
そしてこの技の便利なところは、借用する大義が
●自分の主張とは全然関係ない大義
でもオッケーなところです(笑
「大義」は抽象度が高いので、全然関係ない事柄とくっつけても、割とつながっ
ているように聴こえてしまうのです。
さも最もらしいクリーンな言い訳を述べたいときなどにどうぞ(^o^)/
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■本日のまとめ
●誰が見ても正しいような「大義」を、自分の主張の根拠として借用する
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■編集後記
某大物議員が強制起訴になりましたね~
いつもいつも抽象的な大義を述べるばかりで、具体的なことは全く説明しようと
しない。そんな態度がいつまでも通用するとは思えないんですけどねぇ…(^_^;
今週も読んで頂きありがとうございます。また来週☆
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