○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ 2011/01/31号(毎週月曜発行) @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ &%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$ 【ヘリクツの技術 Vol.256】●大義の借用 %@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$☆?&%@$& @~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~@ 前号の発行部数:689部 バックナンバー:http://archive.mag2.com/0000187291/index.html お友達へ教える:http://www.mag2.com/m/0000187291.html 発行者のサイト:https://www.dorari.jp/herikutsu/ ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■ごあいさつ こんにちは、どらりです。 北陸のほうはかなり大雪みたいですね~ 関東のほうは平和に晴れてますが… 山を越えるとこんなに気候が違うんですねぇ。。。 豪雪地帯の方は気をつけてくださいね。 それでは本日のヘリクツをどうぞ。 ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■本日のヘリクツ ●大義の借用 さて、本日のヘリクツは「大義の借用」です。 この技は、何かを主張するときなどに、 ●誰が見ても正しいような「大義」を、自分の主張の根拠として借用する というものです。 これにより、反論されにくい主張を繰り広げることが可能となります。 例を見てみましょう。 今回の登場人物は、記者君(きしゃくん)、O沢君(オーざわくん)です。 記者君「O沢さん、ついに強制起訴と相成り、議員辞職するべきだという声も ありますが?」 O沢君「●国民の生活が第一、という政治をしっかりとやっていくというのが 私に課せられた使命であると」 記者君「結局、政倫審にも出席しませんでしたね」 O沢君「●国民の生活を第一に考えれば、予算案の成立が一番でしょうと」 記者君「離党はしないのでしょうか?」 O沢君「●国民の生活が第一の政治を実現するために、責任を果たして行く」 記者君「O沢さんは昔ながらの金権政治との批判も根強いですが?」 O沢君「●国民の生活を守るため、一兵卒として微力を尽くすという立場だ」 記者君「・・・・・」 はい、どうでしょう(^^; 分かりやすくするため、全部「国民の生活~」でまとめましたけど、要はここに 「大義」的な文言を持ってくれば良いわけですね。 つまり、国民の生活がどうとか、地域発展のためとか、人権がどうとか、 ●「当たり前の大義」には誰も逆らえない ということを利用し、これを根拠にもってくることで、我田引水の論理を構築す るわけです。 そしてこの技の便利なところは、借用する大義が ●自分の主張とは全然関係ない大義 でもオッケーなところです(笑 「大義」は抽象度が高いので、全然関係ない事柄とくっつけても、割とつながっ ているように聴こえてしまうのです。 さも最もらしいクリーンな言い訳を述べたいときなどにどうぞ(^o^)/ ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■本日のまとめ ●誰が見ても正しいような「大義」を、自分の主張の根拠として借用する ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■編集後記 某大物議員が強制起訴になりましたね~ いつもいつも抽象的な大義を述べるばかりで、具体的なことは全く説明しようと しない。そんな態度がいつまでも通用するとは思えないんですけどねぇ…(^_^; 今週も読んで頂きありがとうございます。また来週☆ ◎□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△ △ ■発行情報 ★登録・解除 ・ヘリクツの技術 http://www.mag2.com/m/0000187291.html ※登録・解除の作業はご自身でお願いいたします。 ★バックナンバー ・ヘリクツの技術 バックナンバー http://archive.mag2.com/0000187291/index.html ※こちらでも読めます↓(インデックスが一覧できます) https://www.dorari.jp/herikutsu/ ★発行者情報 ・発行者:どらり(Dorari) ・E-Mail:info@dorari.jp ・サイト:https://www.dorari.jp/ ★その他 ・ご意見、ご感想など、お気軽にお寄せください☆ ・相互紹介ポリシーはこちら↓ https://www.dorari.jp/herikutsu/sougoshoukai/ ・当メルマガのコンテンツについて、無断転載・無断使用等はご遠慮ください。 Copyright (C) 2006-2011 Dorari, All right reserved. ○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△○□△