はじめに
私は基本、リフォームは業者にお任せしたい派なんですが、 プチDIY的なものは頼むのも却って面倒だから(?) 自分でやってしまおうと思うわけです。。。
最近取り付けて便利だったものは衣類をかけるハンガーフック。 調子に乗って自宅の玄関と廊下に3箇所も取り付けてしまいました。 (しばらく経ちますが今のところ落ちることもなく使えています笑)
ハンガーフックはアパートやマンションのリフォームでも定番ですね。 玄関周りや居室などに設置してあげるとかなり便利に使えるかと思います。
というわけで今回は石膏ボードの壁へのハンガーフック取り付け事例を紹介します。
用意するもの
ハンガーフック本体
Amazonベーシック 壁掛けフック ウォールハンガー 壁取り付け式 5フック ビンテージ 長方形 ホワイト
Amazonで2000円くらい。8フックの長いタイプもあります。
道具類
使う順に左から並べています。
- メジャー
取り付け位置を測るのに使います - キリ
壁に下穴を開けるのに使います - 養生テープ
壁に穴をあける時の粉受けに使います - 6mmの木工ドリル刃
壁に穴をあけるのに使います - 電動ドライバー
ドリル刃をつけて穴を開けます
本格的な電動ドリルがあればベターですが、こういう簡易的なやつでもいけます - トンカチ
ウォールプラグをはめ込むのに使います - プラスドライバー
取り付け用の木ネジを締めるのに使います
取り付け方
まずは取付位置を決めます。
赤線のあたりに取り付けるとして、、、 本体は木ネジに引っ掛けて取り付けるタイプなので、 壁に木ネジを2つ取り付ける形になります。
壁の木ネジの位置と、本体の取付穴の位置を揃えるため、 本体の裏側にある穴同士の距離をメジャーで測ります。
次に、壁に穴を開ける場所の目印をペンなどでつけます。 左右の距離は、本体の穴同士の距離に合わせます。
1mmくらいの誤差は大丈夫ですが、 あまりズレると入らなくなるので、ここは正確にやりましょう。
高さとしては、床上180~190cmくらいがよいかと思います。 高すぎると届かず、低すぎると顔に当たったりしたとき危ないので。
高さは天井から測るとやりやすいです。 うちの天井高は2.4mなので、上から50cm(床上190cm)のあたりに 穴を開けることにしました。
壁に目印をつけたら、キリで壁に垂直に下穴を開けます。
下穴を開ける理由ですが、後で開ける本穴をまっすぐ掘るためです。 ドリルが暴れて穴がズレたり曲がったり拡がったりすると大惨事ですので\(^o^)/
次に養生テープで粉受けを作ります。 ドリルを使ったときにでる石膏ボードの粉や木くずなどを受け止めます。
これは床を養生するのが面倒で考えた私のオリジナルアイデアです(笑
下穴に添って、ドリルで本穴を開けます。
見た目あんまりキレイじゃないですが、、、 とりあえずまっすぐ開いていれば無問題。 粉はテープに溜まりますので、そーっと取り外して捨てます。
次ですが、石膏ボードはもろくて木ネジが効かないので、 ウォールプラグ(ボードアンカー)を使用します。
写真はフック本体の付属品です。白いのがプラグ。
これを先に入れまして、
トンカチでコンコン叩けば壁面ピッタリまで入ります。
ここに木ねじをプラスドライバーで取り付けます。
フック本体を引っ掛けるため、5mmくらい残しておきます。
2つ目の木ネジも同様に取り付ければ、これで壁側の準備は完了。
あとは壁の木ネジに本体の取付穴を合わせて設置するだけ。
取り付けがキツすぎたりゆるすぎたりするようなら、 木ネジの締め具合を調整しましょう。
完成~~~✨🎉
超便利\(^o^)/
おわりに
というわけで今回はハンガーフックの取り付け事例を紹介しました。
所要時間としては、この手の作業に慣れている人なら数十分、 慣れていない人だと1時間くらいですかね。
壁にブツを取り付ける系のリフォームでは定番の方法になりますので、 習得しておくと便利かと思います。
ただ、石膏ボードはそんなに耐荷重が強くはないので、 この方法でいけるのは小物や衣類程度のあまり重くないものです。
荷重がかかるようなものを壁に設置したい場合は、 後ろに柱などの木材が通っているところに固定する必要があります。
また、コンクリート壁は使う道具が異なるのでご注意ください。 というか難易度的に素直に業者に頼んだほうがよいと思います(笑
以上、ご参考までに🤗