住宅の土地は「ゆるやかな斜面」がオススメ

gray wooden house

はじめに

皆さん、マイホームなど住宅の土地はどのような基準で選んでいますでしょうか?

色々な観点があると思いますが、 ここでは水害の観点から考えてみたいと思います。

住宅の土地は「ゆるやかな斜面」がオススメ

タイトルにもありますが、 住宅の土地は「ゆるやかな斜面」がオススメです。 そのあたり一帯がゆるい丘になっているようなところです。

一般的には「平地がよい」とされていると思いますが、 平地は歩きやすくてよいのですが、低地であることも多く、 場所によっては水が溜まり、浸水被害があり得ます。

これがゆるやかな斜面ですと水害に強くなります。 なぜなら、一帯が斜面であるということは高低差があるということでもあるため、 大雨が降っても水は溜まらず下へ流れていくからです。

ここでポイントなのは、「ゆるやかな」という部分です。 これがゆるやかでない斜面の場合は、 逆に土砂崩れの危険が出てきてしまいます。

また、切土盛土の差が大きい土地は、不等沈下の心配もあり、 歩きづらさや車の出し入れのしにくさなど、 急斜面になるほど生活上のデメリットも大きくなってきます。

ちなみに火災保険には水害のオプションがあり、 洪水や土砂崩れによる被害をカバーできるわけですが、 保険料は結構高くなります。 ゆるやかな斜面の住宅地で 明らかに水害の危険がなければ、 これを外すことで経済的なメリットもあります。

またこれは防災の観点とは異なりますが、 南向きの斜面ですと日当たりが良くなるというメリットもあります。

おわりに

いかがでしょうか。

もともと日本は災害の多い国ですが、 近年の異常気象で水害が増えている印象があります。

私も自宅を購入する際には、 南向きのゆるやかな斜面の物件を選びました。 どんなに大雨が降っても冠水したりしないですし、 周辺一帯で土砂崩れ等も全くありません。 日当たりもよく、生活上不便に思うこともなく、 安心して暮らすことができています。

本記事が安全な土地を探す一助になれば幸いです。

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