大家にプロ・アマはあるのか

はじめに

今回はちょっととりとめもない話です。 「大家にプロ・アマはあるのか?」という話。

※本コラムは私の個人的な見解を述べたものです。 一つの意見としてお読み頂ければ幸いです。

大家にプロ・アマはあるのか

そもそもプロの定義ってなんでしょう。

私の「プロ」の定義は「それでお金を稼いでいる人」です。 能力の高低ではなく、あくまでお金。 どんなに能力が高かったとしても、それでお金を稼いでいなければそれは「アマ」の定義に入ります。

さて、大家の話ですが。 大家業の世界ってちょっと特殊で。 色んな種類の人がいます。 地主系、サラリーマン系、専業大家、兼業大家、etc…

しかしどの大家にも共通して言えることは、 家賃を貰っているということです。

そうすると、大家業は基本的に家賃をもらって住居を提供する仕事ですから、 全員プロということになります。

「プロってのは不動産業者じゃないの?」という意見もあると思いますが、 不動産業者がやっているのは売買仲介、転売、賃貸仲介、管理業務などです。 その領域ではプロですが、大家業という意味でのプロではありません。

リフォーム業者等も同様。 彼らはリフォームのプロなのであって、大家業という意味でのプロではありません。

大家業でプロかアマか、 を問うこと自体がナンセンスなのかもしれません。

大家に素人・玄人はあるのか

では大家に素人・玄人はあるのか。 これも難しいところです。 プロ・アマと似たような言葉ですが、ちょっとニュアンスが異なるんですよね。 まぁ、知識、経験年数、自主管理の能力、セルフリフォームの能力、 など色々な要素はあるでしょう。

使われ方としては「私はまだ素人だから」とか「あいつは素人だ」とか色々ありますね。

でもね、自分はともかく、他の人に対して「素人」って言葉を使うのは、 だいたい「自分が玄人だと思っている人」なんですよ。 これは大家に限らずどこの世界でもそうなんですけどね。

まぁ自分のことをどう思おうが勝手ですが、 注意しなければならないのは、 他の人を「素人」呼ばわりするその傲慢なメンタリティです。 だいたい「素人」という言葉自体が、侮蔑的な意味を含んでいますからね。

そういう傲慢な態度では人間関係も仕事もうまくいきませんので、 何をやっても幸せにはなれないと思います。 傲慢な人で幸せそうな人って、見たことありません(笑

つまり大家業で素人玄人を分けようとすること自体が、 幸せに成功することを遠ざける行為だということです。

本当に能力が高い人は、他の人を素人呼ばわりしたりはしないものです。 謙虚に自分の能力を磨き、行動し、価値を産み出しています。 そういう本物の玄人になりたいものです。

まとめ

  • 大家業はお金を貰う以上、アマというのは存在しない
  • 謙虚に自分の能力を磨き、行動し、価値を産み出そう
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